We Love Dance Festival 2004 ダンス in シネマ 講演

  • オリベホール

・世の中の映画作家は「相対的な処女作を取った作家」と「絶対的な処女作を取った作家」しかいない。ジャック・ロジェニコラス・レイは前者であり、ゴダールを含む殆どの作家は後者である、とのこと。まあ、これはなんか納得しました。
・「フィリピーヌ」とはフィリピンとは関係なく、アーモンドを使ったちょっとした遊びのこと。この映画にはフィリピンは出てきません。
・ところで「アーモンドを使った某チョコレートCMに出てるイングランドのサッカー選手は不快だ」とのこと。
・ところで2。オリンピックに関して、基本的にオリンピックが嫌いで、「旗を背負って」戦うこと自体が嫌いらしい。長島監督の「For the flag」発言には困った、とのこと。
・負けた者には「こら!」と言い、勝った者には無視をする、のが蓮實流らしい。それでも、やっぱり見てるらしい。
・「1902年(?/言い間違い)」のヴェネチア映画祭ジャック・ロジェの新作がコンペに出され、「絶対にグランプリにしなければならない」という使命感を観る前から持った。が、結局断念せざるを得ず、コレは人生の決断であった、との事。今日は、その借りを「ジャック・ロジェに返すために来た」とのこと。
・今日は満席で喜んでいました。

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