2014-01-01から1年間の記事一覧

MoMAニューヨーク近代美術館映画コレクション 『香も高きケンタッキー』

東京国立近代美術館フィルムセンター 京橋、フィルムセンターでジョン・フォード『香も高きケンタッキー』『譽れの一番乗』 蓮實重彦がチケット発売1時間前くらいにやって来てほとんど自分が作ったような行列の最後尾に並んでいて良かった。

ジョン・フォード監督生誕120年!「駅馬車」「静かなる男」上映

シネマート新宿、シネマート心斎橋 J・フォードには躊躇も逡巡も当惑もいっさい無用だ! 期待にはずむ晴れやかな表情さえ自粛しながら、誰よりもさきに映画館に駆けつければよい。

ダニエル・シュミット─思考する猫 トーク

オーディトリウム渋谷

『「ボヴァリー夫人」論』(筑摩書房)刊行記念 蓮實重彦 とことん『ボヴァリー夫人』論を語る

Bibliothèque(ビブリオテック)

マルコ・ベロッキオ特集

渋谷 シアター・イメージフォーラム これを見ずして映画は語れないといった大袈裟な台詞を ごく自然に口にさせてしまう『ポケットの中の握り拳』には、やはり心が乱れる。

『収容病棟』

渋谷 シアター・イメージフォーラム この苛酷な光景をこれほど面白そうに眺めてよいものだろうか。 そう訝りながらも、最後まで息をつめて見まもってしまった。

『ボヴァリー夫人』論

筑摩書房 https://www.facebook.com/casio.abe/posts/741296929261641 https://www.facebook.com/casio.abe/posts/742232972501370 http://franzjoseph.blog134.fc2.com/blog-entry-53.html

『グランド・ブダペスト・ホテル』

TOHOシネマズ シャンテ、シネマカリテ他全国ロードショー 自分の両親さえまだ生まれていなかった時代に、郷愁にも湿らず、パロディにも逃れず、ひたすら真摯な視線を向けるウェス・アンダーソンは、映画の勝利を鮮やかに謳歌する。

ジャック・タチ映画祭

渋谷 シアター・イメージフォーラム 無言のタチは、何食わぬ素振りで、画面一杯に映画を炸裂させる。この魔術に、抵抗は無用だ!

『セインツ ―約束の果て―』

シネマート新宿ほか テキサス育ちのこの新人監督の長編第二作には、二十一世紀に撮られた最も美しいショットと、 最も心に浸みるオーヴァーラップがまぎれ込んでいる。これを見逃してよい理由はない。

『時』

神戸映画資料館 作者の「気持ちはよくわかる」という反応は、決して誉め言葉ではない。ただ、「気持ちはよくわかる」という反応が積極的な意味を持つケースも、ごく稀に存在する。木村卓司の『時』がそれにあたる。この作品を撮った監督の「気持ち」は、とめ…