2010-01-01から1年間の記事一覧
恵比寿ガーデンシネマ ここには、山中貞雄の『河内山宗俊』以後、世界映画史でもっとも 美しい雪が舞う。
TOHOシネマズ 六本木ヒルズ Screen2 ゲリンの『ゲスト』で、蓮實重彦さんの後ろ姿を見、その後に見たキンフーの『忠烈図』で山田宏一さんをお見かけする。このパターン、渋谷でやってた頃(ニッポンシネマクラシックとか有った頃)と同じだ。 ゲリンの『ゲス…
東京国立近代美術館フィルムセンター 吉田喜重監督特集、本日のトークゲストは蓮實重彦先生。控室で、先生の方から「ジョン・フォード、観たでしょう?」と言われて狼狽。ポルデノーネで特別上映された『アップストリーム』(1927)のことだが、先に言われる…
P.O.L “Hou Hsiao-hsien : l’éloquence des images mutiques”を収録。
新潮社 この書物の蓮實重彦の文章は、ほんとうに名人芸の域に達している。事実とフィクションの間を往来しながら、現在と過去を往来しながら、言葉を刻むことの現在を確実に生きている。 ともあれ、『随想』(新潮社)は連載時より拝読しておりましたが、ま…
選考委員:蓮實重彦 ▼選考委員:蓮實重彦 ▼応募〆切:2011年6月末日(当日消印有効) ▼募集対象:小説(未発表のもの)。もとより「小説」の定義はいまなお曖昧に放置されていますが、世界化されたその曖昧さとどう向かいあうかが問われることになるで…
ワイズ出版 フランス人には書けないヌーヴェル・ヴァーグをめぐる書物が、日本には存在している。山田宏一の『友よ映画よ、わがヌーヴェル・ヴァーグ誌』、『トリュフォー、ある映画的人生』がそれである。その2冊に、同じ著者による『ゴダール、わがアンナ…
Bibliothèque(ビブリオテック) 昨日、黒沢清×蓮實重彦「東京から 現代アメリカ映画談義」 の出版記念トークイベントが原宿にある素敵な本屋Bibliothequeさんにて開催され、インタビュアーとして私が参加させて頂きました。 このお仕事の依頼を初めて聞いた…
青土社 http://sankei.jp.msn.com/culture/books/100808/bks1008080828007-n1.htm
北野武監督の『アウトレイジ』の試写を見にいってきました。隣の席に妻夫木聡、美男やなあ。出口で蓮実重彦先生にもお会いしました。久しぶりです。映画はね、すごくハードボイルド。音楽の鈴木慶一も合ってました。
講談社 書かれてはならない小説が書かれてしまった!それが誰にもすらすらと読めるのだから、これは僥倖と呼ぶしかない稀有の事態である。
Arthouse Movie 2,Zürich
日経ホール 終了後、日大の古賀先生に招かれて、セルジュ・トゥビアナさんらとカフェへ。蓮實先生が、マルティーヌ・キャロルがかつてクリスチャン=ジャックと一緒に来日したと教えてくれた。そしてトゥビアナさんには、日本側から「ヤマナカサダオ」という…
朝日新聞出版 この書物は、著者の青山真治が、 現代日本で最も貴重な映画評論家だと、 いかにも爽快に断言している。その断言は、彼が、 世界で最も貴重な映画作家の一人である現状と、 いささかも矛盾するものではない。
せんだいメディアテーク スタジオシアター 最後に蓮実先生、年齢的に人前で喋るのはこれで最後にしたいと述べられ、蓮実重彦のいうことだから真相は闇の中(!)だけれども、貴重な機会だったのかのう、と思った。 id:kimekome:20100207
イースト・プレス 「人類は映画作家と非映画作家に大別され、 職業、国籍、年齢、性別など何の意味も持たない。 菊地成孔の書物は、まぎれもない潜在的映画作家の言葉として、 読む者を過度の興奮へと誘う」
論文題目:「越境する情動−一九三〇年代松竹メロドラマ映画と近代における文化の流動性」 審査委員:松浦寿輝(主査)・内野儀・浦雅春・蓮實重彦・吉本光宏 東京大学駒場キャンパス 18号館 この前の博論審査、最後に蓮實重彦さんが御薗生さんに「もっと大胆…