2008-01-01から1年間の記事一覧

グル・ダット傑作選

神戸映画資料館 「グル・ダットを見るか見ないかは人生の問題である。 だが、いったんグル・ダットを見てしまうと、映画が人生の問題を遙かに超えてしまうことに誰もがたじろがざるをえない。 そのたじろぎも知らず、やたらに人生や映画のまわりをうろうろし…

『チェチェンへ アレクサンドラの旅』

ユーロスペース2 ソクーロフは、戦争の苛酷さを、視覚的な再現とは無縁のただならぬ気配として、 画面のすみずみにまでゆきわたらせる

『殺しのはらわた』

吉祥寺バウスシアター 映画のはらわたを目にするには、こうするしかない。 そう覚悟を決めた篠崎誠は、 味方のエージェントKKの膝から下を、あっさり切り落としてみせる。 その決死の身振りの正しさと、KKの絶命ぶりの美しさとを、 各自、劇場の大きなスクリ…

第9回東京フィルメックス 『ショーガ』

有楽町朝日ホール mixiより

第48回 紀伊國屋サザンセミナー 『映画論講義』刊行記念 「蓮實重彦の映画論講義 特別篇」

紀伊國屋サザンシアター 45分も遅れるとほぼ半分を聞き逃したことになるので、完全にリズムに乗り損ねたし、いつものような要約とコメントのないまぜになったレポートは慎もうと思う。 講義後に配布された上映作品の資料に記された、今日の講義テーマを備…

駒場祭特別講演会「リベラル・アーツの可能性」 可能性とは何か

東京大学駒場キャンパス数理科学研究棟大講義室

ゴダール マネ フーコー――思考と感性とをめぐる断片的な考察

NTT出版 阿部嘉昭:http://abecasio.blog108.fc2.com/blog-entry-425.html

第13回 カイエ・デュ・シネマ週間 『アルテミスの膝』『ジャン・ブリカールの道程』

東京日仏学院エスパス・イマージュ ストローブの新作を見たいがために一時間近く前に日仏に行くが、それでも楽勝だったので拍子抜けする。じきにアテネで字幕付きで見られるとはいえ、こんなこと初めてでは。上映後、フィトゥッシくん(今回も助監督を務めた…

検証・日本映画(3) 鬼才・加藤泰 情念の鮮烈と奔流 蓮實重彦、山根貞男によるトークショー

新文芸坐 http://comprehension.blog121.fc2.com/blog-entry-146.html

第21回東京国際映画祭 『世界の現状』ティーチイン

TOHOシネマズ 六本木ヒルズ Screen5 http://blog.goo.ne.jp/dashu_2005/e/504ba2ef01724014f9c4f39f0d83b353

第21回東京国際映画祭 『アンナと過ごした4日間』

TOHOシネマズ 六本木ヒルズ Screen1 アンナに、蓮實、中原、青山のお馴染み三人がいたよ。

第21回東京国際映画祭 『シルビアのいる街で』

Bunkamura ル・シネマ2 渋谷Bunkamuraで、スペインのホセ・ルイス・ゲリン監督の「シルビアのいる街で」を鑑賞。驚いたことに、会場にはあの蓮實重彦氏が奥様連れで姿を見せており、上映後に観客の前に現れたゲリン監督も「蓮實さんが来てくれているとは思い…

第6回京都映画祭 「京都・映画100年宣言」特別記念シンポジウム

第一部 『マキノ映画100年について』 冒頭講演:マルコ・ミュレール、登壇者:蓮實重彦、青山真治、冨田美香、司会:山根貞男 第二部 『これからの京都・映画100年について』 登壇者:蓮實重彦、高橋剣、林海象、司会:中島貞夫 京都造形芸術大学 人間館3階…

《Vertigo N°34》

Capricci éditions “Dans un monde ou la critique tend à disparaître﹍”Conversation entre Shinji Aoyama et Shiguehiko Hasumiを収録。

国際交流基金賞 文化芸術交流部門 受賞記念講演会 ヴェネチア国際映画祭ディレクター マルコ・ミュラー氏が語る「私と日本映画」

イタリア文化会館アニェッリホール 昨日少し触れたように、国際交流基金賞を受賞したマルコ・ミュラーさんの講演会が本日イタリア文化会館で行われました。僕は司会を仰せつかり、マルコさんのご紹介と、質疑応答の進行を務めて参りました。 僕は司会であが…

映画論講義

東京大学出版会 中嶋廣:http://www.books-sanseido.co.jp/blog/takumi/2008/10/post-42.html 前田晃一:http://www.kobe-eiga.net/siryo/2008/12/post_6.php

日仏交流150周年記念 フランス映画の秘宝 講演

せんだいメディアテーク7階スタジオシアター http://popn.tea-nifty.com/memo/2008/09/post-70af.html

《Trafic N°67》

P.O.L “Kijû Yoshida, ombres et fictions. Autour de Promesse, Les Hauts de Hurlevent et Femmes en miroir”を収録。

日仏交流150周年記念 フランス映画の秘宝 《シネマテーク・フランセーズのコレクションを中心に》 座談会:セルジュ・トゥビアナ、蓮實重彦、ジャック・ドワイヨン、青山真治

有楽町朝日ホール http://diary.jp.aol.com/applet/mugvwzj/20080907/archive

日仏交流150周年記念 フランス映画の秘宝 《シネマテーク・フランセーズのコレクションを中心に》 開会式

有楽町朝日ホール 初日の『誰でもかまわない』の前に開会式のスピーチで蓮實重彦さんが、「わたくしの「初恋」の女優の出演作が2作上映されることは、わたくしにとって小さな喜びです」というようなことを話された。一人は『罪の天使たち』に出演しているア…

『コッポラの胡蝶の夢』

渋谷シアターTSUTAYA この作品は 「これからはゴダールをやる」 という、コッポラの宣言である。

鈴木英夫シンポジウム

アテネ・フランセ文化センター アテネフランセ文化センターでの「鈴木英夫シンポジウム」のあと、アテネの松本さん、蓮實重彦、クリス・フジワラ、篠崎誠、それに黒沢清の各氏らと食事。黒沢さんが「海外で評価されるのはいいんですけど、日本映画として、日…

レオス・カラックス監督を迎えての集い

東京日仏学院 夕方、東京日仏学院で行われたフランス大使館主催の「TOKYO!」の特別上映と、その後に開かれたカクテルパーティーに出席しました。 僕は冠婚葬祭を含めて、余り、公の場に出るのを好まないので、要領がよく判りません(^^; まして大使館主催のパ…

映画崩壊前夜

青土社

吉田喜重レトロスペクティブ -熱狂ポンピドゥセンターよりの帰還- トークショー:蓮實重彦×久保田智子

シネマヴェーラ渋谷 続いて、蓮實重彦によるトークに入るのだが、今回は趣向がちょっと違っていて、対談の相手がTBSアナウンサー・久保田智子さんである。「どうぶつ奇想天外!」の司会者で我が家の人気者だ。 たまたま私は最前列に座っており、シネマヴェ…

『コロッサル・ユース』 推薦コメント

シアター・イメージフォーラム 小津のようで、フォードのようで、ジャック・ターナーのようでいながら、 なお、まぎれもなくペドロ・コスタ的としかいえぬ苛酷な画面が、 穏やかに見るものを狂わせる。 覚悟はできているだろうか。 ヴァンダに続くヴェントゥーラの…

『コロッサル・ユース』 トークショー

シアター・イメージフォーラム 上映前にきっかり30分、蓮實重彦による講義。 今宵の御大の力の入れようがただごとじゃない。作品に本気で入れ込んでいるのが肌でわかる大熱弁。今日のトークは、生で聞けてよかった! ひとつの領域にしかるべき才能が集結す…

『接吻』

ユーロスペース 接吻という名の無謀なアクションが あなたの心をしたたかに震わせる......必見!

前田塁著『小説の設計図』

青土社

ジャン・ルノワール、我らの親父 シンポジウム:セルジュ・トゥビアナ、蓮實重彦、黒沢清

東京日仏学院エスパス・イマージュ http://blog.cinematheque.fr/?m=200802&paged=2